アウトドアの先にあるエクストリーム。そのまた先にある自由。〈後編〉

前編からつづく

そして、前述した
僕が実践してきた遊び全てにおいて、
僕が考えるエクストリームスポーツの考えを
適用させて活動してきた自負がある。

「エクストリームオヤジ」はハッタリでも誇張でもない。

◎エクストリームの先にある本当の自由

ウィルダネスやオーシャンの中で遊ぶのは
本当に楽しい。

自分以外に自分を守るものがない場所に
放り出されたような感覚がまず好きだ。

例えば、地上数百メートルの大岩壁にしがみついて
デリケートなクライミングをこなしている時や
自分の身長を遥かに超えるウネリに追われながら
大海原をウインドサーフィンで疾走しているときなど、
完全に人の世界から隔絶されて、全てがフリーだ。

そして、大墜落の恐怖に耐えての一手を出すときや、
大波に突っ込んでいくときの信じられないような集中力、
それらをメイクした時の頭を突き抜けるような生の実感。

もちろん危機的状況に陥る事もある。

そうなったら、そこからはサバイバルの領域だ。

生還するために自分の持てる能力を
総動員することになる。

アドレナリンや他の脳内物質も総動員だ。

とにかく全てが自由で最高だ。

僕の周りには、少人数だがそんなイカレた
尊敬すべきエクストリームな連中がいるのだが、
世の中には大自然とエクストリームに関わりたいと
思っている人は沢山いるのではないかと・・・

僕も含め、そういった人たちが
最高にゴキゲンな人生を
送るためにはどうすれば良いかを
今後も模索し情報をシェアしていけたらと思っている。

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アウトドアの先にあるエクストリーム。そのまた先にある自由。〈前編〉

僕は自称「エクストリームオヤジ」と
名乗ることにしている。

アウトドアマンではないかもしれない。

僕はアウトドアと関わる事が好きだ。

というか、もっと踏み込んで言うと、
ウィルダネス(荒野)とオーシャン(大洋)の中で
遊ぶのが好きだ。

正直なところ、人間に管理された野外施設や
人間の作ったルールを守らなければ成立しないような
スポーツや遊びには全く興味がない。

家の生活をそのまま持ち込んできたような
オートキャンプ場で寛ぎながら
「自然っていいな〜」とか言う気持ちは
さらさらないのである。

◎30年間関わり続けたエクストリームスポーツ

エクストリームスポーツと言うカテゴリを
ご存知だろうか。

ウィキペディアを見てもらえば、
おおよその意味は理解できると思う。

https://ja.wikipedia.org/wiki/エクストリームスポーツ

僕がこれまでに行ってきた
ウィルダネスとオーシャンとの関わりを
列挙すると、

登山(オールシーズン)
ビッグウォールクライミング
フリークライミング
アイスクライミング
バックカントリースノーボード
トレイルランニング
スキューバダイビング
ウインドサーフィン
カイトボード
レギュラーサーフィン
スタンドアップパドル

ウィキペディアの定義の範疇は
もちろん一般的なエクストリームスポーツを
定義していると思うが、
僕はその中でも、エクストリームスポーツいうのは、
人間界のルールやシステムが及ばない、
もしくは及び難いウィルダネスとオーシャンを
舞台にして、人力もしくは自然の力を利用し、
場合によっては生死をかけて
遊び尽くす行為だと考えている。

後編へつづく

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ネパールヒマラヤ遠征登山の記憶〈2〉ダサイン前の喧噪にて〈後編〉

前編からつづく

◎働く子どもたちの目は生き生きと輝いている

ネパール王宮の方を一通り回った後は
またお決まりの知り合いの画廊でビールとモモだ。

ネパールでは学校へ行かずに
働いている子供がとても多い。

だが、みんな生き生きとしていて、
目もキラキラと輝いている。

近くの店からビールとモモを運んできてくれるのも
小学生低学年位のかわいい女の子だったが、
とてもしっかりしていて、大人への対応も
手慣れた感じで、お金の徴収や冗談の受け答えなども
しっかりとしていてとても感心した。

みんな生きることに必死なのだ。

夜は、画廊の主人に誘われて、
現地のネパール人しか行かない酒場へ言った。

薄暗くて僕たち以外は客がいない感じだったが、
そこでも基本はビールでいくつか料理が出たが、
一番美味かったのが、カレー風味を付けた
干し米のようなもので、それをボリボリ食べると
香ばしくて飲み物に良く合った。

帰り際に厨房をちらっと覗いたら
そこの女主人と子供1人が地べたに座って
何にも具が入っていないようなカレーの汁と
米のみの質素な食事をとっているのが見えた。

◎いよいよカトマンズを離れポカラへ

次の日は、キャラバン開始地点との中継地となる
ポカラへ移動となる。

画廊の主人がタクシーを手配してくれた。

カトマンズからは西へ200キロの旅だ。

次の日の朝、ホテルをチェックアウトして
画廊の前に行くと1台のクルマが停まっていた。

日本車でたぶんマツダ製。

タクシーらしい色に塗装してあるが
ほこりにまみれボロボロだ。

運転手は小太りの気の良さそうなオヤジ。

トランクに荷物をぎちぎちに詰め込み、
乗り込んでみると足下には穴が空いていて、
道路が見えている。

先が思いやられるような予感を感じつつ
それでも何だかメンバー皆、
明るい気持ちでカトマンズの街を後にした。

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