ネパールヒマラヤ遠征登山の記憶〈3〉ポカラへの旅はまるでドラマ〈前編〉

ネパールの首都カトマンズは、
盆地状の地形となっており、
僕たちが入国した10月初旬でも
気温が30度以上でとても暑い所だ。

僕たちがこれから目指すポカラへの道程の
初めの段階はこのカトマンズ盆地を
抜け出すためにゆっくりと山の斜面の
道路を登っていくことになる。

このポカラへの道は、ネパールの
主要幹線道路で日本で言うところの
国道1号線のような道路なのだが、
国道というよりは酷道といったほうが
ふさわしいような道だ。

一応舗装されている部分もあるが、
ダートも多く、舗装されている箇所も
整備が悪くて穴だらけでクルマは常時
飛び跳ねているような状態だ。

それでも我が国のマツダ車とおぼしき
僕たちのタクシーは快調に高度を稼いでいく。

◎ついにヒマラヤの峰々が眼前に

峠に差しかかった頃には、入国して初めて、
ヒマラヤの峰々が見え隠れするようになった。

多分、ランタン山群の一角だろう。

カトマンズの街も眼下に一望できる。

ネパールは首都カトマンズとポカラのような
地方都市以外は街道沿いでも日本の
ど田舎のような集落が点在しているのみだ。

ネパールのクルマはとにかくクラクションを
鳴らしまくりながら爆走する。

土ぼこりを巻き上げながらホコリっぽい
悪路を爆走していくのだが、
ドライバーの小太りオヤジが
クラクションを連発しながら大声で
「トレマレ!トレマレ!トレマレ!トレマーッレ!!」
と、大声でなぜか叫ぶ。

後編へつづく

======================

人気ブログランキングに参加しています。
この記事が面白いと思った方はぜひ
下記バナーのクリックをお願いいたします。


人気ブログランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です