アウトドアの先にあるエクストリーム。そのまた先にある自由。〈前編〉

僕は自称「エクストリームオヤジ」と
名乗ることにしている。

アウトドアマンではないかもしれない。

僕はアウトドアと関わる事が好きだ。

というか、もっと踏み込んで言うと、
ウィルダネス(荒野)とオーシャン(大洋)の中で
遊ぶのが好きだ。

正直なところ、人間に管理された野外施設や
人間の作ったルールを守らなければ成立しないような
スポーツや遊びには全く興味がない。

家の生活をそのまま持ち込んできたような
オートキャンプ場で寛ぎながら
「自然っていいな〜」とか言う気持ちは
さらさらないのである。

◎30年間関わり続けたエクストリームスポーツ

エクストリームスポーツと言うカテゴリを
ご存知だろうか。

ウィキペディアを見てもらえば、
おおよその意味は理解できると思う。

https://ja.wikipedia.org/wiki/エクストリームスポーツ

僕がこれまでに行ってきた
ウィルダネスとオーシャンとの関わりを
列挙すると、

登山(オールシーズン)
ビッグウォールクライミング
フリークライミング
アイスクライミング
バックカントリースノーボード
トレイルランニング
スキューバダイビング
ウインドサーフィン
カイトボード
レギュラーサーフィン
スタンドアップパドル

ウィキペディアの定義の範疇は
もちろん一般的なエクストリームスポーツを
定義していると思うが、
僕はその中でも、エクストリームスポーツいうのは、
人間界のルールやシステムが及ばない、
もしくは及び難いウィルダネスとオーシャンを
舞台にして、人力もしくは自然の力を利用し、
場合によっては生死をかけて
遊び尽くす行為だと考えている。

後編へつづく

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ネパールヒマラヤ遠征登山の記憶〈2〉ダサイン前の喧噪にて〈後編〉

前編からつづく

◎働く子どもたちの目は生き生きと輝いている

ネパール王宮の方を一通り回った後は
またお決まりの知り合いの画廊でビールとモモだ。

ネパールでは学校へ行かずに
働いている子供がとても多い。

だが、みんな生き生きとしていて、
目もキラキラと輝いている。

近くの店からビールとモモを運んできてくれるのも
小学生低学年位のかわいい女の子だったが、
とてもしっかりしていて、大人への対応も
手慣れた感じで、お金の徴収や冗談の受け答えなども
しっかりとしていてとても感心した。

みんな生きることに必死なのだ。

夜は、画廊の主人に誘われて、
現地のネパール人しか行かない酒場へ言った。

薄暗くて僕たち以外は客がいない感じだったが、
そこでも基本はビールでいくつか料理が出たが、
一番美味かったのが、カレー風味を付けた
干し米のようなもので、それをボリボリ食べると
香ばしくて飲み物に良く合った。

帰り際に厨房をちらっと覗いたら
そこの女主人と子供1人が地べたに座って
何にも具が入っていないようなカレーの汁と
米のみの質素な食事をとっているのが見えた。

◎いよいよカトマンズを離れポカラへ

次の日は、キャラバン開始地点との中継地となる
ポカラへ移動となる。

画廊の主人がタクシーを手配してくれた。

カトマンズからは西へ200キロの旅だ。

次の日の朝、ホテルをチェックアウトして
画廊の前に行くと1台のクルマが停まっていた。

日本車でたぶんマツダ製。

タクシーらしい色に塗装してあるが
ほこりにまみれボロボロだ。

運転手は小太りの気の良さそうなオヤジ。

トランクに荷物をぎちぎちに詰め込み、
乗り込んでみると足下には穴が空いていて、
道路が見えている。

先が思いやられるような予感を感じつつ
それでも何だかメンバー皆、
明るい気持ちでカトマンズの街を後にした。

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ネパールヒマラヤ遠征登山の記憶〈2〉ダサイン前の喧噪にて〈前編〉

僕たちがネパールに入った10月の初旬は、
ダサインフェスティバルという
ネパールのお盆みたいな行事があって
カトマンズの街もその準備で人々が
なんだか浮き足立った感じだった。

その期間はみんな長期の休日をとって
地方に里帰りするらしく、
店も閉まって街も閑散とするらしいので、
物資調達も慌ただしく行うことになった。

カトマンズでも一番の繁華街となっている
タメル地区には登山用品店が多く店を出していて
トレッカーや登山客はそこで燃料などの調達を行う。

定価などは無く、
全て値段交渉しなければならない。

◎ネパールの女の子の美しさに驚く

ネパール人は大多数がヒンドゥである。

観光がてらにネパール王宮の方へ
人ごみを分けながら歩いていくと、
街角の要所にはリンガーという男根をかたどった
石のモニュメントがあり、そこには生け贄の
ヤギや供物、花などが供えられ、
血と汗とお香、そして食べ物や下水の匂いが
混じり合っていて、頭がクラクラしてくる。

ネパール王宮が近くなってくるとツーリストも多くなり
ツーリスト目当てに商売している観光サドゥー(苦行者)の
姿が目立つようになってきた。

カトマンズは、すれ違う若い女の子に
ハッとするような美形の子がとても多い。

インド系なのだろうか。

それに反して大人の女性は
肌が荒れていて貧相な場合が多い。

世界の最貧国の1つに挙げられるネパールでは、
生活の水準は決して良いとは言えず、
環境が女性の劣化を速めているのかもしれない。

後編へつづく

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